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世界各国に人気バイクメーカーが勢ぞろい

 

車よりも手軽なバイク。その人気も世界的で、各国に人気バイクメーカーが散らばっています。

ここでは、その人気バイクメーカーを詳しく紹介します。 あなたの好きなバイクメーカーはありますか?

エムゼット

1)沿革

 

エムゼット(MZ)は、ドイツのオートバイメーカーです。元々の名称はMZモトラッドといい、さらにかつてはDKWモーターサイクルと称していました。ちなみに、DKWの四輪部門はのちにアウト・ウニオンとなり、現在は自動車における超高級ブランドである、アウディに統合されています。
MZモトラッドがMZと名前を変えた第二次世界大戦後は、東ドイツにおける代表的な工業メーカーとして有名でした。1989年のドイツ統一後は、東ドイツ製品の多くが生産停止となり、MZとともに東ドイツの顔であった小型乗用車、トラバントもその例に漏れず、生産はされなくなりました。しかし、MZは生産され続け、現在もなお数々のオートバイが販売されています。
MZの生産する代表的な車種としては、MZ1000SやRT125、バギラ ブラックパンサーなどがあげられます。なかでもRT125は、日本におけるオートバイの有名メーカー、ヤマハのYA-1の開発に多大な影響を与え、そのモデルとなったと言われています。

2)歴史

 

Z社は、100年近い歴史を持つ伝統あるオートバイメーカーです。
1907年、2ストロークエンジンの製造を開始したのがその発端となります。そして1922年、初めてのモーターサイクルがDKWブランドとして発売されました。MZの前身であるDKWモーターサイクルは、ドイツを代表するブランドとしてBMWモーターサイクルと双璧をなしていたが、第2次世界大戦の影響により、BMWは西ドイツ、そしてDKWは東ドイツ圏内のメーカーとなり、それぞれ隣国のメーカーとして分かれてしまいました。以降、第二次世界大戦前に開発されたRT125を新たに生産するなど、東ドイツにおいて代表的な工業メーカーとして活躍していく。そしてドイツの東西統一により、1992年よりMZ社として、新たに活動することとなりました。
日本においても総代理店をおくなど、現在もオートバイメーカーとして、意欲的な生産を行っている企業です。

3)MZ1000S

 


MZ1000Sは、新開発された1,000ccのエンジンを持つ、MZ社の最新技術を取り入れたオートバイです。エンジンは、DOHC4ストローク8バルブ、水冷式インライン2気筒で40度前傾タイプです。最高速度は時速275キロメートル以上で、300キロメートルに達することも可能です。最初に発売された後、シート高が30ミリメートルほど低いタイプが発表され、より乗り心地がよくなったという評判があります。
MZ1000Sはスペックが優秀なだけではなく、そのデザイン性の高さにも注目が集まっています。有名な国際デザインアワードが含まれた、3デザインアワードを受賞したことがその証拠です。さらに、2004年に発表された1000Sのネイキッドモデルである1000SFは、iFデザイン賞という有名な賞を受賞した。ボディカラーはシルバーとブラックの2色あり、性能にもデザインにもこだわるユーザーが満足できるオートバイとして、期待が高まっています。

4)MZRT125

 

MZRT125は、MZ社が開発したオートバイの車種のひとつです。その名のとおり、排気量そのものは125ccと小型タイプだが、とてもそうは感じられない重量感あふれる車体を持つ。MZ社の前身である、DKWのヒットモデル、RT125の名前と技術を継承したスモールビックバイクであり、ライダーにとって技術、乗り心地ともに満足感の高い仕上がりとなっています。
エンジンはDOHC4ストローク4バルブ、水冷式単気筒となっています。このDOHCエンジンは、一瞬にして10,000rpmまで立ち上がることができるという、非常にパワフルな作りとなっています。その他、トランスミッションはギア6段リターン、最高速度は時速120キロメートルと、いずれも快適なツーリングを約束できるスペックとなっています。ボディカラーはレッド、イエロー、ブラックの3色を展開しています。レッドやイエローは、全体というわけではなく部分的に使われており、おしゃれ心をくすぐるオートバイであると言えます。

 

5)MZ125SM

 

MZ125SMは、MZ社が開発したオートバイの車種のひとつ。エンジンは、同じく125ccの排気量を持つオートバイであるMZRT125と同様、DOHC4ストローク4バルブであり、やはり一瞬にして10,000rpmまで立ち上がることができるという特色を持っています。小型のスーパーモタードの仕様となっており、6速ミッションでもあることから、小型ながらも本格的な走りが可能な作りとなっています。最高速度は時速110キロメートル。ホイールの大きさは17インチと、ツーリングのみならず手軽に街乗りを楽しめるオートバイとしても人気です。
ボディカラーは、ブラック、イエロー、メタリックブルーの3色がラインナップされています。MZRT125のカラー使いが部分的であるのとは違い、MZ125SMはシート以外は全体的にカラーが施されています。MZ125SMと似た機能を持ちながらも、乗り心地やデザイン性において、テイストを変えた仕上がりとなっています。

 

6)バギラ ブラックパンサー

 

バギラ ブラックパンサーは、MZ社製のオートバイの車種のひとつで、単にバギラと呼ばれることもあります。エンジンは、SOHC4ストローク2バルブ、水冷式単気筒を搭載しています。排気量は660cc、5速ミッションを装備するスーパーモタードです。最高速度は時速160キロメートル。ホイールの大きさは17インチを採用しており、乗りやすさを重視した性能となっています。
また、日本で発売されている製品は、本国のモデルよりシート高が70ミリメートルほど低く設定されており、小柄な日本人にも乗りやすい仕様となっています。また、300ミリメートル径のディスクブレーキを備えており、安全な走行を約束する作りとなっている点にも信頼がおけます。
バギラ ブラックパンサーのボディカラーは、その名が示すとおりブラックのみです。ブラック一色の仕上がりは、ファンを魅了する美しさとなっています。

 

7)チャーリー

 

チャーリーは、MZ社製のオートバイの車種のひとつであるが、これまで紹介したバギラ ブラックパンサーやMZ1000Sなどといった、正統派のオートバイとは一線を画す存在です。というのも、チャーリーは電池式のオートバイ、いわゆる電動スクーターと呼ばれるバイクの一種なのです。電動スクーターは、その名のとおりガソリンを燃料とせず、燃料電池を必要とする乗り物であり、近年のガソリン高騰ぶりから注目が集まっています。コストを低く抑えることができ、排気ガスを出さないという利点はあるが、充電に時間がかかり、また走行距離も短いという難点もあります。排気量は50ccで原付と同じであり、外国では自転車代わりに利用されることも多いです。
チャーリーは、家庭用コンセントから充電できる点が魅力であり、またハンドルとシートが折りたたみ製となっています。このため、車のトランクなどにも入れることができ、持ち運びには大変便利なオートバイです。

 

8)スコーピオン

 

スコーピオンは、MZ社製のオートバイの車種のひとつで、東西ドイツ統一後に発表された製品です。
MZ社はもともと東ドイツの企業であり、第二次世界大戦後、冷戦終結までは共産主義に支配されていました。そのため、西ドイツなど資本主義の国々では、オートバイをはじめとする数々の工業製品が目覚ましい発達をとげていたが、共産主義である東ドイツでは商品の競争がないため、やや時代遅れの製品を作り続けている状態が続いていました。とはいえ、MZ社は歴史のあるオートバイメーカーであり、第二次世界大戦前にも数々の優秀なオートバイを展開し続けていたので、ドイツ統一後にもオートバイメーカーとして生き残ることができました。
ドイツ統一後に開発されたスコーピオンは、いわば新しくなったMZ社の象徴とも言えるオートバイです。スコーピオンは単気筒のロードバイクであり、そのデザインの斬新さは多くのオートバイファンの注目を集めました。

 

9)販売店

 

MZ社製のオートバイの日本における総代理店は、株式会社成川商会です。
成川商会は輸入を中心とした貿易専門会社で、主にオートバイや、オートバイのパーツなどを取り扱っています。そのため、正式社名は株式会社成川商会 NARIKAWAとなっており、社名にはアルファベット表記も使われています。本拠地は、大阪市北区中之島3-2-4朝日新聞ビルであり、電話番号は(06)6203-7605、メールアドレスはinfo@narikawa.co.jp、narikawa@narikawa.co.jpです。また、東京にも営業部を持ち、大阪にも本社とは別に営業部を置いています。東京の営業部の住所は、東京都中央区銀座5-15-1南海東京ビル、電話番号は(03)3542-0766です。大阪の営業部の住所は、大阪市北区同心1-8-13成川ビル、電話番号(06)6351-3210となっています。
会社の設立は昭和28年4月と、50年以上の歴史を誇る老舗の貿易会社です。

 

10)購入

 

BMZ社製のオートバイの購入は、総代理店である株式会社成川商会にて可能です。ただし、MZ1000S、MZRT125、MZ125SM、バギラ ブラックパンサーの各モデル本体はいずれも、2008年現在の時点で販売終了となっています。なお、MZ1000Sの購入価格は169万円、バギラ ブラックパンサーの購入価格は89万円となっていました。現在成川商会で購入できるのは、MZRT125専用のサイドバッグやサイドバッグ装着用品、クラッシュバー、MZ125SM専用のキャリアーパック装着用品やエンジンプロテクターといった、アクセサリーパーツとなっています。これらの商品価格は、いずれも2万円から3万円台となっています。
MZ社のオートバイ本体を買いたい場合は、バイク専門の検索サイトなどで検索すれば、中古車専門のオートバイ販売店などで見つけることができます。とはいえ、MZ社のオートバイは検索サイトでも数が少なく、希少価値のあるオートバイであると言えます。

   
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