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世界各国に人気バイクメーカーが勢ぞろい

車よりも手軽なバイク。その人気も世界的で、各国に人気バイクメーカーが散らばっています。
ここでは、その人気バイクメーカーを詳しく紹介します。 あなたの好きなバイクメーカーはありますか?
| ビューエル |
1)技術
ビューエルのバイクにはマスの集中化・高剛性シャシー・バネ下重量の軽減という3つの技術特性があります。これをビューエルは「技術のトリロジー」と呼んでいます。
マスの集中化、すなわちマス・セントラリゼーションとは、質量の中心配置化のこと。エンジン、サスペンション、マフラーなどの大型パーツを極力車体中央に配置し、これと同時に重心から遠い部品は徹底して軽量化しています。
ビューエルの高剛性シャシーはIRC(Intuitive Response Chassis)というシャシーで、「直感的に反応するシャシー」という意味です。バイクのシャシーは、コーナーでたわんだり曲がろうとするものですが、ビューエルのIRCはほかのバイクのシャシーでは耐えられないコーナー過重にも耐えられる高い剛性のシャシーを採用しています。
バネ下重量の軽減は、サスペンションのバネ下にある部品の重量を最小限に抑えるということになります。こうすることで、接地面のフィードバックがサスペンションを通してより伝わりやすくなり、ライダーが路面とダイレクトにつながっているような感覚をつかむことができます。
2)沿革
ビューエルはハーレーダビッドソンのエンジニアであったエリック・ビューエルが設立した会社です。
1983年、レース事故によって友人を亡くしたエリック・ビューエルは、パワー重視でスピードを追求するバイクより、自在にバイクを操り体の一部のように感じられるバイクを作ろうと決意しました。その後、ハーレーダビッドソンを退社、1986年にガレージを自分たちで改修して機械工作担当のヘンリー・デューガ、事務担当のキム・トゥーデッィクとともにビューエル・モーターカンパニーを設立しました。こうして、当初からマスの集中化・高剛性フレーム・バネ下重量の軽減という「技術のトリロジー」を追求して独自のバイク作りを行ってきました。
1994年、ハーレーダビッドソンの資本参加が決定し、経営基盤が整備されました。この後、ビューエルのバイクは独創性がさらに増し、1996年発表の「S1ライトニング」によって「ストリートファイター」というカテゴリーを開拓するに至ります。
ビューエルの工場には、現代のバイク工場に必須とも言われるロボットやベルトコンベアは今もって存在しません。1台1台、職人の手で組み立て、不変の哲学である「技術のトリロジー」を追求しています。
3)戦略
ビューエルの創立者であるエリック・ビューエルは、1986年のビューエル設立当初より「誰が乗っても楽しめる完璧なバイクを世に送り出したい」という理想のもとに、さまざまなバイクを作り出してきました。
1999年には、さらにその上を行く理想をかかげ新しいバイク作りに挑戦しはじめました。その理想とは、
1)両足に羽根が生えたように感じるマシン
2)体の一部となるようなマシン
3)路面からの情報がそのまま頭に入り込んでくるようなマシン
4)バイクのほうがライダーを理解して走り出すようなマシン
以上のような4つです。
この4つの理想を具現化するために考案されたのが「フューエル・イン・フレーム」です。この「フューエル・イン・フレーム」はフレームの中をガソリンタンクにするというもので世界初の試みです。2001年にビューエルは、この「フューエル・イン・フレーム」を採用したバイク「ファイアーボルトXB9R」を発表しました。「ファイアーボルトXB9R」にはブレーキシステムにも斬新なシステム「ZTL(ゼロ・トショナル・ロード)」を採用しています。
4)車種
ビューエルのバイクにはファイアーボルトシリーズ、ユリシーズシリーズ、ライトニングシリーズがあります。
ファイアーボルトXB12Rは4ストロークOHV45度サンダーストームVツイン1,202ccエンジンを搭載。ファイアーボルトXB12Rはマスの集中化のため、メーターハウジングを高強度マグネシウムにすることで徹底的に軽量化しています。
ユリシーズXB12Xは4ストロークOHV45度サンダーストームVツイン1,202ccエンジンを搭載。ユリシーズXB12Xはどんな路面でも安定した走行ができる専用サスペンションを装着しています。これはスイングアームが延長されていて、キャスター角は寝かされた仕様です。このほかにも、専用の仕様としてトリプルテールパッド、AC電源、LEDテールランプを装着しています。
ライトニングスーパーTT XB12STTは、モタードスタイルのフラットで幅の狭いソロシートを標準装備。このほか、専用設計のモタードスタイルのフロントフェンダー、ゼッケンプレート、専用サスペンションを装備しています。
ライトニングシティX XB9SXは4ストロークOHV45度サンダーストームVツイン985ccエンジンを搭載。シートはモトクロッサー風のフラットなスカイラインシートで、スーパーモタード風のハンドルガードやハンドルブレース、Xプロテクションも装備。このほか、転倒時にフレームを保護するフレームパックも標準装備されています。
5)販売店
ビューエルの正規販売店(ビューエルセレクトショップ)は日本全国に6店舗。山梨県1店舗、愛知県2店舗、京都府2店舗、山口県1店舗で、専任担当者も決まっていて試乗車の用意も多数あります。
ビューエル専門店の試乗車は全車保険に加入しており、たとえ試乗の際に転倒してしまってバイクにキズをつけてしまったとしても修理費を負担する必要はありません。試乗コースは特に決まっているわけではく、フリーコースで30分程度のツーリングを試すことができます。
また、ビューエルのバイクは、ハーレーダビッドソンの正規販売店網でも購入可能。ビューエルのバイクを取り扱っているハーレーダビッドソンの正規販売店は2008年5月現在で日本全国に約70店舗。このほか、ハーレーダビッドソン・ジャパン認定ビューエルT-STAGEディーラーというものがあり、「SHOP in SHOP」というユニークなスタイルで展開されるビューエル契約正規販売店網の新チャネルです。このT-STAGEでビューエルのバイクを取り扱っているのは2008年5月現在で日本全国で9店舗です。
6)提携
ビューエルは2008年現在、ハーレーダビットソンの社内ブランドとなっています。
もともと、ビューエルの創設者であるエリック・ビューエルはハーレーダビットソン社のエンジニアでした。それが1983年、友人の事故死をきっかけにオリジナルバイク「RW750」を作り、その後独立。ビューエル・モーターカンパニーを設立したものです。
その後、1992年にハーレーダビッドソンはビューエル・モーターカンパニーの少数株主持分を購入。1994年にはハーレーダビッドソンの資本参加が正式に決定し、ハーレーダビッドソンのXL883のエンジンを使用したアメリカンスポーツオートバイを製造するため、エリック・ビューエルは、ビューエル・モーターサイクル・カンパニーを創設しました。
1998年にはハーレーダビッドソンはビューエル・モーターサイクル・カンパニーの残った株式49%を購入し正式にビューエルを子会社とします。エリック・ビューエルはハーレーダビットソンのビューエル部門の最高責任者に任命されました。
7)パーツ
ビューエルのバイクのパーツやアクセサリーの一部は、新車購入時に取り付けると車両と同様に3年間の保証がつきます。
ビューエルのバイクの純正パーツには、アルミニウム製のパーツを高精度に研磨したポリッシュヒールプロテクターキット、ヒールプロテクターキットと組み合わせることができるポリッシュフットペグブラケット、ポリッシュスイングアームブレース、ポリッシュパッセンジャーフットペグブラケットなどがあります。ほかには、ドライカーボン製のフロントフェンダー、フロントスポイラー、リアフェンダー、オイルクーラーカバー、ヒールプロテクター、ベルトガードなど。
フットペグパーツには「タイヤ・トレッド」デザインでパッセンジャー用のもの、トラクションフットペグ、フットペグを2.5センチ下げることのできるライダーフットペグがあります。
ウインドシールドはトランスルーセントレッド、トランスルーセントアンバー、トランスルーセントブルーなどのカラフルな色や、スモークウィンドシールド、フレアパターンがシルク印刷されたシルバーファイヤーウィンドスクリーンなどのパーツがあります。
ホイールにもチェリーボムレッドホイール、サンセットオレンジホイール、スカイホワイトホイール、トランスルーセントヒーローブルーホイールなどのカラフルな色があります。
8)代表車種
ビューエルは、2006年にレース復帰を目指して新車種「XBRR」を開発しました。「XBRR」は市販車種XBシリーズをベースに開発され、AMAフォーミュラエクストリームクラスに参戦しています。
「XBRR」のフレームデザインは、アルミニウム製ユニプランナー動力振動隔離方式を採用。これはXBシリーズと共通のもので、フレームの中をガソリンタンクにする「フューエル・イン・フレーム」により、エンジン上部には十分なエアボックス容量が確保されています。
ホイールはXBシリーズと同設計ですがマグネシウム製ホイールとすることでXBシリーズより33%軽量化しています。エンジンはXB9シリーズのサンダーストームエンジンをボアアップし、空冷OHV1,340ccエンジンから150馬力を引き出しています。フロントブレーキにも独自のものを搭載。XBシリーズ標準搭載のブレーキシステム「ZTL(ゼロ・トショナル・ロード)」をさらに進化させ8ピストンとしたものを採用しています。
9)モーターショー
ビューエルは2007年10月26日から11月11日までの17日間、千葉市・幕張メッセで開催された第40回東京モーターショーのハーレーダビッドソンのブースに出展しました。
ハーレーダビッドソンのブースは古き良きアメリカといわれるミッドセンチュリーの雰囲気をイメージしたもので、ハーレーダビッドソンとビューエルの2008年モデルを展示しました。展示されたのはユリシーズXB12XとファイアーボルトXB12R、ライトニングXB12Ss、ライトニングXB12Scgです。
ライトニングXB12Ssは4ストロークOHV45度サンダーストームVツイン1,202ccエンジンを搭載。専用サスペンションを装着し、これはスイングアームが延長されていてキャスター角は寝かされた仕様。このほか、フレーム内の燃料タンクエリアが拡大され、通常より2.7リットル増加の16.7リットルの容量となっています。
ライトニングXB12Scgは4ストロークOHV45度サンダーストームVツイン1,202ccエンジンを搭載。マスの集中化に貢献するシート高72.6センチのローシート、専用ショートストロークサスペンション、アップライトハンドルバー、専用に開発されたトランスルーセントの外装を装着しています。
10)購入
ビューエルにはビューエルオーナーのための「BRAG」というクラブがあります。ビューエルの新車購入後1年間は無料で入会できます。
BRAGは「BUELL RIDERS ADVENTURE GROUP」の略でさまざまな特典が用意されています。
まず、メンバーズカードの呈示でビューエル契約正規販売店での商品購入が1割引となります。ツーリングハンドブックや、ステッカー、ワッペン、ピンなどのグッズも無料で、情報誌の配布もあります。このほか、抽選で新車発表会へ招待される特典もあり、24時間サポートのロードサイドアシスタンスや、盗難プロテクトサービスが受けられます。
また、ビューエルのほか、全国のハーレーダビッドソンの正規販売店網でスタンプをコレクションすると、スタンプ1個で1ポイントと計算され、獲得ポイントによって記念品が贈呈されます。さらに、ハーレーダビッドソンのオーナーズクラブ、H.O.Gの会員特典、フライ&ライドジャパンを特別料金で利用可能。このフライ&ライドジャパンは、飛行機などの交通機関で移動し現地でハーレーダビッドソンビッグツインモデルを借りてツーリングすることができるというものです。










