バイク買取一括査定 > バイクレースに関するアラカルト・スーパーモタードその2
スーパーモタードその2
6)日本のモタードコース
日本国内にあるモタードコースのうち、MOTO1グランプリの会場となったことがあるコースは以下の通りです。
東北地方では、宮城県のスポーツランドSUGOや福島県のエビスサーキットで開催。スポーツランドSUGOのオフロードコース名物は「大坂」と呼ばれる坂。傾斜角が30度もあるほとんど壁のようにも見える坂です。エビスサーキットは、通常はオンロードコースしかないサーキットです。過去の大会では、西コースにジャンピングポイントなどを設置しモタード特設コースを作りました。
関東地方では、栃木県のツインリンクもてぎで開催。過去の大会では、南特設コースを使ってレースを開催しています。
甲信越地方では、長野県の伊那サーキット。ここには、モタード用のダートコースが常設されていて、モタードのスポーツ走行もできるサーキットです。
中部地方では、2007年には三重県の鈴鹿ツインサーキットでMOTO1が開催。2008年は、愛知県の美浜サーキットで開催の予定です。
近畿地方では、滋賀県の琵琶湖スポーツランドで開催される予定。琵琶湖スポーツランドでは、普段からモタードの一般走行も楽しめる場所です。
中国地方では、広島県のTSタカタサーキットで、九州地方では、熊本県のセキアヒルズで開催されています。
7)日本人ライダー
日本人のモタードライダーの中には、ここ数年、海外の大会にも参戦するような選手が登場してきています。
佐合潔(さあいきよし)は、当初はモトクロスで、2005年からMOTO1オールスターズに参戦したライダー。参戦したその年でmoto1クラスのチャンピオンとmoto2クラスの2位を獲得。2006年にはmoto1クラスで2位、moto2クラスとmoto1 unlimitedクラスでチャンピオンを獲得しました。MOTO1グランプリのほか、アメリカの大会でも活躍しているライダーです。
松本康(まつもとやすし)は、やっし、ヤッシーというニックネームで呼ばれる人気ライダー。少年期から、兄である井原健とともにモトクロスを始め、2005年にスーパーモタードに転向。翌2006年にはMOTO1オールスターズのmoto1クラスでチャンピオンを獲得しています。2007年はシリーズランキング4位に入っていて、アメリカの大会X-games出場を目指しています。なお、兄の井原健もモタードに転向しています。
佐野新世(さのしんよ)は、当初はロードレーサーでしたが、2001年にモタードライダーとしての活動も開始。2003年にはMOTO1に参戦し、2004年からはフランスに活動の場を移しました。スーパーモタード・フランス選手権に日本人として初出場したのも佐野で、ライダーとしての活躍のほか、スタントバイクチームも結成しており、スタントや吹き替えライダーとしても活躍しています。
8)外国人ライダー
モタードが日本に入ってきた頃は、フランス人ライダーのボリス・シャンボンがカリスマ的な人気を誇っていました。ボリス・シャンボンは1992年にフランス選手権に参戦し、1998年からはヨーロッパ選手権に参戦。2002年からは世界選手権にも参加し、2003年には世界選手権2位。2005年には世界選手権で優勝もしています。
ヨーロッパで活躍しているライダーには、バーンド・ヒマー(ドイツ)、ティエリ・バン・デン・ボッシュ(フランス)、イヴァン・ラザリーニ(イタリア)、ネストル・ホルヘ(スペイン)など。フランスのトーマス・シャーリーとアドリアン・シャーリーは兄弟でレースに参戦し活躍しています。
ジェフ・ワードは、元はモトクロスのライダーで、1977年~1992年までAMAモトクロス、スーパークロスなどに参戦しチャンピオンを獲得したこともあります。1992年以降モトクロス競技からは引退しましたが、2003年以降AMAスーパーモトに参戦。2003年や2006年にはAMAスーパーモト選手権で優勝しています。AMAスーパーモトでは、他にキャシディ・アンダーソンやクリス・フィルモアなども活躍しています。
9)国内メーカー
国内メーカーでは、カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハの各メーカーからモタード専用車両が販売されています。
ホンダからは、XRシリーズからモタード専用車種が販売。このXRシリーズの車種の1つ、XR250は、平成に入って以降の仮面ライダーのマシンのベースになっていることでも有名です。なお、この車種をモタード用に改良したXR250Motardは、すでに生産終了となっています。
スズキから出ているDR-Z400SMは、DR-Z400Sをモタード仕様に改良したもの。オンロード向けに大幅に改良が加えられた結果、スーパーモタードのみならず、ジムカーナなどのオンロード競技にも使用されるようになった人気の車種です。
カワサキからは、Dトラッカーが発売されています。
国内メーカーの中では、ヤマハから出ているXT250Xが最後に登場した車種で、それ以前から販売されていたオンオフ両用の車種であるセロー250をベースにして開発されました。セローの車体とエンジンを作られた車種には、他にトリッカーがあります。そのため、セロー、トリッカー、XTは兄弟車種として扱われることもあります。
10)海外メーカー
欧州メーカーでは、KTM(オーストリア)、アプリリア、tm、VOR、ベルティーマーティ(イタリア)、フサベル、ハスクバーナ(スウェーデン)などが有名です。
KTMは、長年オフロードバイクのメーカーとしてオフロード車を販売。スウェーデンのフサベルもここの傘下企業です。バーンド・ヒマーが所属しています。
フサベルは、オフロードバイク専門のメーカーで、生産されているのは4ストロークのダートバイクのみです。ファクトリーチームには、シモーネ・ジローラミなどが所属しています。
アプリリアは、設立当初はモトクロス用バイクなどを中心に生産していたメーカーで、80年代以降はロードレース用バイクやスクーターなどの生産が中心でしたが、2006年からスーパーモトに参戦。この年3勝をあげました。レースチームには、ティエリ・ヴァン・デン・ボッシュらを擁しています。
ハスクバーナは、SMシリーズがスーパーモタード用の車種となっています。ほとんど競技用のマシンと同様の装備であり(エンジン除く)、一般公道を走行するのにはあまり向いていません。チームには、ジェラルド・デルフィンらが所属しています。
11)森町デイトナスライドパーク
森町デイトナスライドパークは、静岡県周智郡森町にあるコース。バイク・車用品の販売などを手掛ける、株式会社デイトナの敷地内にあるテストコースです。企業所有のコースであるため、一般走行はできず、イベント時のみの走行となります。
インターチェンジでは、東名高速道路の袋井インターチェンジが最寄り。そこからは東名取付道路を北上します。電車を利用する場合は、JR掛川駅で下車し、タクシーを利用。もしくは、掛川駅から天竜浜名湖鉄道に乗り換えて、遠州森町駅で下車。遠州森町駅で下車後は、タクシーを利用。
ロードテストコースとダートトラックコースの2つのコースがあり、この2つのコースを組み合わせ、モタードレースなどが開催されています。
森町デイトナスライドパークでは、2001年12月にオーバーオールというレースが開催されました。このレースは、日本で初めて行われたスーパーモタードのレースです。その後、日本のスーパーモタード選手権MOTO1が誕生しますが、この最初のレースもやはり森町デイトナスライドパークで開催。2003年4月のことです。










