バイク買取一括査定 >バイクレースに関するアラカルト・エンデューロその1
エンデューロその1
1)エンデューロとは
エンデューロとは、自然の地形を生かしたダートコースを舞台にライダーの体力と技量を競う種目。コースは、参加する車両がどんな悪天候でも走ることができるものでなければならないとされ、全長数十キロにも及ぶ総走行距離は1日ごと最低50キロと規定されています。
コース設定は、参加するライダーの技量にあわせることができ、8の字型のコースを設定することもできます。オフロードタイプの一般市販車で気軽に参加できることから、趣味として幅広い年齢のライダーに親しまれている競技です。
一般公道を含む競技会の場合、開催地の行政や地元住民の理解は欠かすことができないものですが、参加者側でも開催地で適用されている交通法規を準拠することが求められています。また環境面でも、燃料が地面にこぼれることを防ぐ機材(環境保護マット)などの使用が日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)によって推奨されています。
2)スタート方法
日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の競技規則によると、エンデューロのスタートは、与えられたゼッケン番号順にスタートすることとしています。
スタート方法は次の通り。各レース日のスタート前に、各ライダーのスタート時刻を正確に表示するスターティングシグナルが提示されるので、シグナル提示後1分以内に、スタートラインでエンジンを始動させてスタートライン前方20メートルの第2ラインを通過しなければなりません。スターティングシグナル提示後1分以内に第2ラインを通過できなかったライダーは、10秒のペナルティーが科せられます。
スターティングエリア内のウェイティングゾーンで車両のエンジンを始動させることは禁止されており、違反した場合は失格などのペナルティーを与えられます。また、スタート合図が出される前にスターティングライン上でエンジンを始動させることも禁止で、違反した場合は1分のペナルティーとなります。
エンジン始動は、押しがけ禁止で、キック式、機械式等によって始動しなければなりませんが、エンジンをスタートしなかったためにペナルティーを受けたライダーは、第2ラインを通過した後は、どのような方法で始動させてもよいことになっています。また、第2ラインまでにエンジンが停止してしまった場合は、すぐに再始動させて、スターティングシグナル提示から1分以内に第2ラインを通過すればペナルティは科せられません。
スタートに失敗、またはスタートラインと第2ラインの間でエンジンが停止して、再始動できなかったライダーは、スタートエリアに戻ることはできないので、他のライダーの進路を妨げないように進行方向に車両を押して第2ラインを通過すること、コースインは必ずスタートラインを通過しなければならないとされています。
3)パルクフェルメシステム
エンデューロの競技会は、パルクフェルメシステム(閉鎖管理)で運営されています。パルクフェルメシステムとは、走行時間と朝の10分間のワークタイム以外の時間は、車両を主催者が管理するシステムです。
パルクフェルメは、第3者の入場を制限することのできるフェンスで囲われ、どのような理由があっても、審査委員会、パルクフェルメ係オフィシャル、車両の搬入出を行うライダー以外の者がパルクフェルメに入退場することは禁止されています。最終のタイムチェックを受けたライダーは、エンジンを停止し、すぐさま車両をパルクフェルメ内に移動させます。タイムチェックからパルクフェルメに移動する途中、車両への給油や整備は一切禁止です。
競技期間中、パルクフェルメ内で、ライダーが次の行為を行うことは厳禁とされ、違反した場合、失格などのペナルティーをうけることがあります。
搬入出のため以外の理由で自分自身のマシンに触れる
エンジンを始動させる
他のライダーのマシンに触れる
パルクフェルメ内での喫煙
4)燃料補給
エンデューロの燃料補給は、主催者が禁止していない限り、全てのタイムチェック場所の白旗と黄旗の間にある公式補給所でのみ行うことができ、そのほかに次のような細かい規定があります。
スタートエリアでは燃料補給禁止
指定されたエリア以外での補給は禁止
黄旗とタイムチェックテーブル間での補給は禁止
車両固定のタンク以外に燃料を携帯することは認められない
補給エリアでの溶接作業はどんな場合でも禁止
補給に関わるタイム加算はいかなる場合も認められない
補給中は、エンジンを停止させること
燃料補給中、燃料補給ポストの近くに、できれば消火器を準備すること
5)タイムカードとルートカード
タイムカードは、各タイムチェック間の規定走行タイムが表示されるもので、ライダーは、自分のタイムカードに各タイムチェックを受け、ルートチェックのスタンプを受けなければなりません。タイムチェックを受けなかったライダーや、タイムチェックでタイムカードにスタンプを受けなかったライダー、不正行為があったライダーには、失格またはほかのペナルティーが与えられます。
1日目走行用のタイムカードとルートカードは、事前車検または1日目のパルクフェルメ進入時点で発行され、2日目走行用は、1日目終了後にパルクフェルメを退場する時点か、2日目の走行前にパルクフェルメへの進入時点のいずれかで発行されます。
タイムチェックは、コントロールテーブル200メートル手前の白旗と、コントロールテーブル20メートル手前の黄旗で示されているので、黄旗地点をライダーが通過したら、すみやかにコントロールテーブルにタイムカードを提出しなければなりません。この黄旗地点とコントロールテーブルとの間では、停止が禁止されており、停止した場合、1分加算のタイムペナルティーが科されます。
タイムチェック間の決められたタイムを守らなかったライダーは、1分ごとに1分のペナルティーが科せられます。これは、早く着いても遅く着いても同じ。タイムチェックの到着時刻は、次の区間のスタート時刻となります。










