バイク買取一括査定 > バイクレース場に関するアラカルト・サーキットとは?その1
サーキットとは?その1
1)サーキットとは?
モータースポーツ用に作られた施設のことを、サーキットと呼びます。周回路とそれに付随する施設を備えています。周回路は舗装路で障害物などは設置されていません。モータースポーツのうち、バギーカーなどを使って行う未舗装路を使った施設は、通常サーキットとはいいません。
周回路の形状は、大きく分けて2つあります。直線コースとカーブ、コーナーなどの曲線を組み合わせたコースは「ヨーロピアンサーキット」と呼ばれ、単純な楕円形のコースは「オーバル」と呼ばれています。一般的に「サーキット」と言えば「ヨーロピアンサーキット」のことを指します。周回路に付属する施設には、コントロールタワー、ポスト、ピットなどがあります。コントロールタワーは、競技主催者や審判員の部屋がある塔。ポストは有人監視施設で、コースわきに設置されています。コントロールタワーとポストは相互に連絡しあい、走行車両に対して指示や警告を出します。ポストは複数設置され、濃霧の時などはポスト同士が目視し合えるかどうかが競技続行の目安となります。
ピットは、競技車両の整備や修理を行うスペースで、サーキットには事故に対しての備えも義務付けられています。医務室や救急搬送用のヘリポートの設置のほか、競技中は救急車、消防車、セーフティカーなども待機しています。セーフティカーは、事故発生時や荒天時に、安全に走行できるようレースを先導する車のことです。
2)騒音対策
サーキットで競技が開催される際には、騒音が発生します。エンジン音のみならず、ブレーキ音やブレーキ時のタイヤの摩擦音など、その騒音は近隣住民にとって迷惑です。日本では、2007年現在法律によるサーキットの騒音規制はなされていません。各サーキット及びその所在地ごとに対応しているところがほとんどです。
主な対応としては、音量規制があげられます。サーキット内で発生する音量の限界を決め、それを守らせる方法です。規制音量が何デシベルなのかは、各サーキットによって違うため、サーキットの走行会などに自前のバイクで参加する際には、事前に調べておく必要があります。必要があればマフラー(サイレンサー)などのパーツを買い求め、騒音が発生しにくいように取り付けておきましょう。住宅地から離れたところにサーキットを設置するケースもあります。四輪と二輪の両方が利用可能なコースの場合、四輪のドリフト走行を禁止しているサーキットも存在します。ドリフト走行とは、タイヤをスリップさせながら走行することです。ただし、ドリフト専用コースを設置したり、ドリフト専用走行会を開催するサーキットもあるので確認してください。
3)コースの形状
サーキットの周回路の形状には、大きく分けて2つあります。
1つはヨーロピアンサーキット。これは、直線コースと多数のコーナーを組み合わせて作られたコースです。舗装はレースに適した、摩擦係数が高めのものが施されていて、コース沿いには芝生や砂場、廃タイヤの壁など、万一スリップなどしてコースから飛び出した場合に、衝突の衝撃を和らげたり観客に被害が及びにくくなるような措置が取られています。周回方向は基本的に一方方向に定められ、多くは右回りですが南半球や北米では左回りの場所もあります。
もう1つはオーバル。これは楕円形かそれに近いコース形状のことで、おもにアメリカを中心に存在し、周回方向はほとんどが左回りです。
一般的に「サーキット」と言う場合、コースの形状はヨーロピアンサーキットで、なおかつレース専用の常設コース施設を指します。
4)コース上の主な設備
サーキットのコースには、以下のような設備があります。
周回の基準となる線を「コントロールライン」と呼び、一般的に長い直線路に置かれていて、コントロールラインが置かれている直線路は「メインストレート」や「ホームストレート」と呼ばれています。
カーブは「コーナー」といいます。単純に番号で呼ばれる場合もあれば、名前が付けられている場合も。安定して走行できるよう、外側に向かって傾斜が付けられていることがほとんどです。この傾斜が大きいものを「バンク」と呼ぶことがあります。
コースアウトした車両が観客を巻き込む事故を起こさないよう、コースと観客席の間にはクッションとなる設備があります。「グリーン」と呼ばれる芝生や「サンドトラップ」と呼ばれる砂場、砂利や土を敷き詰めた「グラベルトラップ」、廃タイヤなどを積んだ「タイヤバリア」がそれにあたります。舗装路の外側には、「エスケープゾーン」「ランオフエリア」が設けられ、退避路及び退避スペースとして使用されています。
「ピット」は、メインコースとピットロードで結ばれている。メインストレート脇に設置されるのが一般的で、ここでは競技車両の整備や修理などが行われます。
5)コース周辺の設備
周回路に付随する設備には、以下のようなものがあります。
コントロールラインの脇には「コントロールタワー」があります。ここには競技の主催者や審判員がいます。コース脇に設置された「ポスト」にはオフィシャルスタッフが常駐し、コントロールタワーと連絡し合い、追い越し指示や事故、路面の状況などを旗を使って走行車両に伝えています。
ピット裏には「パドック」と呼ばれる場所があり、レースに参加しているチームのトレーラーなどが並ぶ場所です。一般の観客もパドックパスを購入すればここに入ることができます。パドック内やピットの上には「ホスピタリティーエリア」が設けられ、ここは招待客用のスペースとなっていて、スポンサーなどの一部の限られた人間しか入れません。
レースの前後には、走行車両は「パルクフェルメ」と呼ばれる場所で車検を受けます。観戦用のスタンドは「グランドスタンド」と呼ばれていて、コントロールライン及びピットの正面に設置されることがほとんどです。
サーキットとしての格式を認定されるためには医療設備も整えておく必要があります。医務室ではある程度の応急処置ができなければならいけませんし、万一の際の救急搬送用にヘリポートも設置しておかなければなりません。救急車も常備しておき、レース中はセーフティーカーや消防車などの緊急車両とともにエンジンをかけた状態で待機させています。










