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働くバイクその1
1)ロードレーサー
ロードレーサーになるには、MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が発行している競技ライセンスを取得しなければなりません。
競技ライセンスには、いくつか種類があります。例えば、12歳~15歳であれば取得可能なジュニアライセンス。16歳以上であれば取得可能な、フレッシュマンライセンスです。
取得方法は、いずれもMFJ公認の講習会を受講すれば大丈夫です。また、フレッシュマンライセンスは、MFJの公認サーキットライセンスを所持していれば取得は必要ありません。ジュニアライセンスおよびフレッシュマンライセンスを所持していれば、地方選手権のレースに出場することが可能となります。
16歳以上であれば、国内ライセンスを取得することもできます。MFJ公認のロードレース国内ライセンスを受講している、公認サーキットで3時間以上の走行をしたことがある、フレッシュマンライセンス所持者で、公認・承認レースに2回以上参加した経験があるなどの条件をクリアしていれば国内ライセンスが取得できます。国内ライセンスがあれば、地方選手権のレースのほか、チャレンジカップ選手権にも出場することが可能です。
国内ライセンスを所持しており、国内レースで一定の成績を収めると、国際ライセンスを取得することができます。国際ライセンスを所持していれば、世界選手権などの国際レースにも参加することが可能です。
2)オートレーサー
公営競技として開催されているオートレースに出場するには、オートレーサー(正式には小型自動車競走選手)になる必要があります。
オートレーサーになるには、日本小型自動車振興会選手養成所に入所し、専門の訓練を受けなければなりません。入所に際しては、2年に1回しか行われない入所試験を受けることが必要です。
養成所は、筑波サーキットに併設されています。ここで、9ヵ月間に及ぶ基礎訓練を受けます。かつては訓練期間は10ヵ月でしたが2007年以降短縮されました。訓練期間が終了するまでは、私用外出や外部との連絡は著しく制限されています。訓練期間終了後は、選手資格検定が実施され、この検定に合格してはじめてオートレーサーとして登録されて各地のレース場に配属されることになります。
競馬や競輪などの他の公営競技と比べると選手生命は長く、60歳代の選手が現役で走っていることもあります。しかし同時に、レース中の事故などで負傷したり死亡したりする選手もいます。
3)テストライダー
テストライダーには、バイクメーカーのテストライダー、タイヤメーカーのテストライダー、ブレーキメーカーのテストライダーがいます。
テストライダーになるには、いくつか方法があります。1つは、メーカーの社員となる方法です。メーカーによってテストライダーの位置づけは異なっていて、求められる資質にも若干の違いがあります。例えば、エンジニア兼ライダーであることを求められれば、エンジニアとしての知識を持った上で入社しなければテストライダーにはなれません。また、募集も常時行われているわけではありません。メーカーの社員としてテストライダーになりたいならば、直接そのメーカーに問い合わせるなどして、テストライダーに求められている資格や要件などを確認し、場合によっては必要な資格を取得しなければなりません。
もう1つは、レーサーから転身する方法です。タイヤメーカーなどでは、自社がサポートしているレーサーにテストライダーを依頼する場合があります。オフロードの場合は、特にこの傾向が顕著です。タイヤメーカーのみならず、オフロードバイクの開発でも現役のトップライダーなどにテストライダーを依頼することあります。
4)白バイ隊員
警察の白バイ隊員になるには、まずは警察学校に入学し警察官にならなければなりません。その後は、各都道府県によって若干の違いはありますが、おおむね以下のようなステップを踏んで白バイ隊員になります。なお、白バイ隊員になるには大型二輪の免許を持っていなければならないので、あらかじめ取得しておく必要があります。
警察学校卒業後、地域の交番などで実務を経験します。その後、各都道府県警の白バイ隊員養成所に入り訓練を受けます。訓練後に試験があり、これに合格できなければ白バイ隊員になれません。
その他、交通機動隊や交通課などに配属後白バイ隊員なる場合です。この配属までには、長い場合は数年かかることもあります。交通機動隊などに配属された場合でも、いきなり白バイ隊員になれるとは限りません。他の通常任務を経験しなければならないことがほとんどです。その後、白バイ隊に配属されます。細かいステップは各都道府県によって違うので、詳細は各都道府県警に問い合わせましょう。
白バイ隊員は、交通違反の取り締まりや指導のほか、重大事件が発生した際の緊急配備、被疑者の追跡なども行います。また、マラソンや駅伝時の先導も務めます。
5)バイク便
バイク便とは、書類などをバイクを使って運ぶ配達方法のことです。道路が渋滞していても、小回りのきく二輪であれば比較的早く物を運ぶことができることから、東京や大阪などの大都市圏でよくみられます。
バイク便のライダーになるには二輪の運転免許証が必要です。さらに、運転免許証を取得してから1年以上経過などの条件をつけている業者がほとんどです。しかし、免許は原付でもよい場合があるので、就職情報誌などをチェックしてどのような条件がついているか自分で調べておく必要があります。給与は、固定給制と歩合制があります。業務で使用するバイクも、自分のものを持ち込まなければならない場合と、会社から貸与される場合があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、就職活動の際にはよく比較して判断しましょう。
毎日かなりの距離を走行しなければならないので体力、事故を起こさないドライビングテクニックが必要です。迅速に荷物を届けるには、抜け道なども知っておいたほうがよでしょう。










